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はんなりとした素地に十草の色絵を施した京焼・清水焼のマグカップです。
十草(トクサ)は麦わら手ともいい、単色又は数色の縦縞模様です。手描きならではの縦縞の一本一本の微妙な違いを楽しんでいただけたらと思います。
土は工房で独自にブレンドしたものを使っています。
ロクロで成形し、生乾きのうちに白い化粧土を掛けてから素焼きします。次に下絵をして透明釉をかけて本焼きします。最後に赤絵と金彩を施し、低温で再度焼成します。
少しグレーがかった陶肌の全体又は部分的に淡いピンクやオレンジがでますが、これは「御本手」(ごほんで)と呼ばれる、窯の中で起こる化学反応で、はんなりとした雰囲気が特徴です。
土の色が残る陶肌に、腰の面取り、飲み口の形など、職人の手仕事ならではの風合いの器です。毎日使うものだから少しよいものをお探しのかたにおすすめです。
季節を問わず一年中使えます。ギフトとしてもお勧めです。
サイズ
口径7センチ(取っ手含む12cm)
高さ8センチ
また同じ柄のお茶碗、つぼ型ミニ小付けもございます。
セットで組み合わせるとよりテーブルコーディネートにも統一感がでるのでおすすめです。
・ご飯茶碗
https://kyoto-wakuwaku.shop/items/60a0cce350a48a6be7103895
・つぼ型ミニ小付け
https://kyoto-wakuwaku.shop/items/60a0cdfd8899be4366bab1fd
【取り扱いについて】
陶器は吸水性、通気性に富み、永く使って頂くほど味わいと風合いが出てきます。
お使いになられる前にぬるま湯に浸して、生地に水分を含ませてからご使用くださると、茶渋やシミが付きにくくなります。
食洗器は基本的に可能ですが、薄い小皿など中で動いてしまうものは、他の器とぶつかって欠けてしまう事がありますので、手洗いをおすすめします。
【作品について】
一つずつ手作りで制作しておりますので、同じシリーズの器でも個体差があります。手作りでの変化をご了承いただけたらと思います。